9ヶ月齢の仔猫達

2009年5月20日に保護した仔猫達、早いもので9ヶ月齢に達していて大人一歩手前という感じです。体格だけじゃなくて知能も一段とアップしてきたため、こちらの行動を先読みしてアピールしたり、イタズラの種類も気を惹くためならばと、どんどん新しい思いも寄らぬイタズラで応酬してくるようになりました。

最近の特徴は、本棚の上の方に収納してある使っていないオモチャやティッシュなどを、一体どうやってロック・クライミングしているのか定かではありませんが、落としたり引っ張り出して大興奮して遊んだり、床一面がティッシュ・ペーパーとその残骸で埋め尽くされていたり・・・と、白碧とキジ娘のイタズラ合戦はカーテン・レールによじ登ってカーテン・フックを外してサッカーする事から、次第に思いも寄らぬものへと移り変わってきました。

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↑ すっかりお姉ちゃんの表情になっているキジ娘



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↑ 横顔もすっかり半年前とは別猫になってきて、丸っこくなってきました。キジ娘の最近は、部屋に入ってゆくと凄い勢いで積まれた段ボールの上段まで駆け上がっていって、目の高さと同じ高さの場所でゴロンとひっくり返って頭を反対側にして箱にスリスリしてアピールするのが気に入っているようです。その時の表情と動作がこれまた可愛いのなんの・・・とっても素直で聞き分けの良い娘に育っています。

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↑ ポーちゃん・・・ポーっとした表情や行動は相変わらずで、超天然さは成長の時間軸とは比例せず変化してません。カメラの液晶部分に太陽光があたって反射して壁に映る光が大のお気に入りで、懐中電灯の光でも同様ですが、光を追いかけて体力の続く限り走り回ったり飛び跳ねたりしてくれます。この日もカメラの液晶面反射光を見つけてからは上の画像のように目を皿にして光の行方を追いかけていました。ほんとポーッとしているので和ませ度は格別な仔です。

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↑ 白碧とポーちゃん、キジ娘もそうですが、兄妹とは思えないほど見た目が似ていないのですが、ミルク飲み時代からずっと生活環境が全く一緒のため、性格と行動特性はほぼ一緒です。ポーちゃんが光に盛り上がっていると白碧は一緒になって光を追いかけますが、キジ娘だけはとっくに飽きているのか、最近ではほとんど追いかけません。最初からそうだったように、キジ娘が他の2人を引っ張っているお姉ちゃんの役割だったのか、イタズラも遊び方も真っ先に実行して真っ先に飽きています。

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↑ 表情が随分と一丁前になってきている白碧・・・知能指数が高いのか知能犯的イタズラの度合いや、こちらの行動を先読みして捕まらぬようにベッドの下に潜り込んで逃げ隠れるタイミングや、捕まらぬように隣の部屋に逃げ込むタイミングとその反射神経はかなり素晴らしいです。そして甘え方はストレートで、甲高い甘え声で真っ先に近寄ってくるのは白碧です。先住猫のゴルと体型や性格が一番似ている奴です。

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↑ 目の碧さは相変わらずで、ホント綺麗なスカイ・ブルー色・・・この目の色の猫は初めてなので、いまだに新鮮です。

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↑ ずっと光を探し追いかけたままのポーちゃん・・・壁に映る光に対してはかなり粘着性があります。体型は小柄のままで体重も軽いままですが、猫じゃらしで興奮して遊ぶ時も体力の続く限り追いかけ倒してくれます。ポーッとしながらも獲物を追いかける本能が一番あるタイプです。白碧に追いかけられての鬼ごっこは次の動作が予測できない方向に飛んでくるので、見ていると重力を無視した動き方は身軽な猫忍者という感じもして、運動神経は体操選手並みです。

そんな仔猫達ですが、ここへ来て8ヶ月・・・F.I.V陽性のため先住猫達とは隔離されたままで自分らだけの生活空間の中で過ごしてきているせいか、全員がおっとりした素直で優しい性格の猫達になってくれているのが何よりもありがたい感じです。時期未定ですが先住猫達へのF.I.V予防ワクチン接種が済んだら、全員入り交じっての大家族構成できるのをスズとラムは待ち望んでいるようです。


先住猫達の現状は、ミミとプリンの一触即発状態が深夜または早朝に勃発する事が多く、切っ掛けはプリンがトイレに入って出てきたところをミミが奇襲攻撃掛ける場合や、ミミが近くに来たら唸って唸ってもの凄い剣幕で威嚇するプリンに対してミミも段々怒ってきてしまって襲いかかる・・・という事が原因で闘争に発展するのですが、襲われているときのプリンは足などを噛まれたときに痛いのか、襲われている事で怖いのか、オシッコをチビってまき散らしてしまうため、プリンの抜け毛の束と共にオシッコがポツリポツリと床に散乱し、後片付けは大変になっています。早朝や昼間の場合は片付けも大したことないですが、深夜だとめげるというか悲しくなります。襲い始めているときや襲っているときに即時、ミミに対して丸めた薄い冊子で怒りながら事を理解させるための制裁を与え、プリンに対しても喧嘩両成敗の意味で制裁を与える動作だけしているのですが、何度も襲われているプリンは怖いためか唸る事はやめようとしない感じ・・・ミミは少しずつ変わりつつも、何故か一触即発の闘争に発展する有様。プリンとラムが我が家へ合流して2階に仔猫達が来るまでの半年間は、このような闘争が一切無かったので、原因はおそらく正体不明の仔猫達が部屋の中にいて姿を現さない事が気にくわない・・・そんな些細な事が原因とは解っていても、ミミとプリンの間にある緊張状態は日に日に増すばかりなので頭が痛く、深夜までの長時間の留守は毎回祈るばかりです・・・
Commented by tamama at 2010-01-23 17:43 x
みんなの最新の写真を見て本当にそれぞれに可愛くきれいな猫に成長したことを我が家の猫のことのように嬉しく思います。白雄君の目は本当に美しい宝石のようですね。そしてポーちゃん!文句なく可愛いです。キジ娘ちゃんはウチのかんなに比べるとずっと知的でしっかりしたお顔です。やっぱり性格がお顔に表れるんですねぇ。みんな体型のスリムでカッコイイ!!ウチの子達は最近はいつでも腹ぺこ隊でお教室の時などは仕事にならないのでベッドルームに隔離しています。(笑)でもみんな結構人懐っこく育ってくれたのでお客様がしばらくウチに居てくれると触らせてくれるようになります。ソファや椅子に座るといつでも私の膝の上に乗ってきて寛ごうとします。おばさん、大人気です。
Commented by tamama at 2010-01-23 17:52 x
ミミちゃんとプリンは心配...と言うか気苦労が絶えないですね。どちらにとっても可哀想...。早く落ち着く事を祈っています。...でも一度そうなっちゃうと仲直りは難しいのでしょうか...?ラムちゃんは平気なんだからプリンも娘を見て安心すれば良いのにねぇ。猫社会も難しいんですね。
ところで質問です。猫の寒さ対策ってどうなさっていますか?ウチは私がいる部屋は暖房が付いているので大抵私と同じ部屋にみんなが勝手に集まりますが留守の時などは猫のために暖房を入れた部屋を一部屋作っています。でもなんとなくそれって無駄な気がして...。何か良い方法があったら参考にしたいのでお聞かせください。ではまた!
Commented by JacoTen at 2010-01-26 14:26 x
tamamaさんのところの仔猫達もスクスクと順調かつ綺麗に育っていますね・・・ブログの画像を見る度、特にハコちゃんの表情に参ってます。来客との触れあいも自然に出来て良かった・・・よほどtamama家が安心できる場所になったんでしょうね。

白雄の目は全身真っ白で何も色が入っていないから尚更キレイに見えるような気もしてます。キジ虎猫でこのような目の色の猫は見た事がないので、体毛を司る染色体との関係があるのかとつくづく思います。

キジ娘はわりと物分かりが良く知的に見られがちなのですが、実はポーちゃんに次ぐ、またはそれ以上の天然が入っていて、飛び移ろうとして少し距離が足りず飛んでいる姿勢のまま床に落ちていったり・・・と、キジ娘があっけらかんとしているせいで目立ちにくいですが、白雄とポーちゃんなら失敗した後は盛んに毛繕いして誤魔化すのに、キジ娘は何事もなかったかのようにしているので、天然度合いを大きく感じます。
Commented by JacoTen at 2010-01-26 14:34 x
ミミとプリンの闘争は約10日に一回起こってしまうのですが、それ以外は早期警戒モードで仲裁に入ったりミミとプリン双方をしかったりして、闘争一歩手前で食い止めては居ます。

ラムはミミの事を怖がっている様子もなく、2人揃ってかつお節のおねだりに来るとき、ラムはミミにハグしたり舐めてあげたりと、プリンの分も愛想振りまいているかのようで可愛いです。

プリンはミミに何度か襲われて怖い思いがつのているせいで、ミミが近づいただけでウ〜ウ〜唸って、シャァ〜と威嚇したりしてしまうんですが、状況によっては単にミミが以前のようにベッドの枕に乗りたくて「誰か居るのかな?」とベッドの上を覗いただけでプリンがもの凄い勢いで唸ってしまうので、そこからミミが怒ってしまう・・・というケースが一番多いような気がします。

プリンに「ミミは怖くないんだよ・・・」と解らせようにも、なかなか解ってくれないプリンのトラウマも含めた性格があるので、じっくりゆっくり、なんとか馴染ませるしかないようです。
Commented by JacoTen at 2010-01-26 14:57 x
留守時の猫部屋暖房に関してですが、我が家も同じように一部屋だけエアコンの設定温度を低めに設定して外出する方法を採ってます。仔猫達の部屋はオイル・ヒーターを付けて、室温が19度〜20度位で安定するようにしてあって、ものすごく温室育ちの仔猫達モードにさせています。

エアコンの暖房は設定温度に達すると運転を見合わせて待機モードになるようなので、付けてる間中稼働し続けない設定温度で、室温が下がりすぎない辺りを目安に暖房時の最低設定温度の16度または17度位に設定して出かけると、夜になって戻ってきてもほんのり部屋全体が暖かくて・・・という感じで、暖房代は幾分掛かりますが、人間ほど部屋を暖かくしておかなくても天然の毛皮をまとっているので問題ない様子です。

とにかく電気代よりも先に、火災になりにくい方法を一番の選択肢にしていて、設定温度は16〜17度位にしてあげれば、ほんわか暖かい状態になるので、それでOKだとは思っています。

真冬と真夏の留守時における冷暖房は猫達の環境とともに電気代の点で一番気になる部分ですよね。猫達の環境を気にしすぎなのかも知れないですが、しかたない事と思って諦めています。
Commented by tamama at 2010-01-27 15:15 x
暖房の件、親切にありがとうございます。...なんか最近のエコブームの風の中猫のための暖房でもっとエコロジカルで快適なものってあるのかしら?と思ってしまったのです。湯たんぽなども考えてはいるのですが、長い留守だと冷えちゃうし...なんて猫相手に過保護すぎ!と怒られそうですね...(笑)キジ娘ちゃんが天然だとは、ちょっと安心しました。うちのかんなは末っ子っぽくていつもなんでもビリです。でも私はかんなの末っ子っぽい雰囲気が大好きです。例えばレオは「ボク」はこは「ワタシ」と自分のことを読んでいる気がするのですが、かんなは「かんなはねー」って自分のこと名前で呼んでいる気がするのです。(馬鹿ですみません...!恥!!)最近の我が家は以前ほど3匹がいつもくっついて行動してはいなくてかんなが一人でベッドルーム、レオは私と書斎、ハコはリビング...と気ままに好きなところでそれぞれ過ごす時間も増えてきました。これがオトナになるってことなのですかねぇ。でも相変わらず仲良しです。
Commented by tamama at 2010-01-27 15:23 x
はこは私の周りの猫好きの間では一番人気の猫です。実際とぼけていて面白いです。他の子達と違って例えばヒモで遊んであげると他の二匹はヒモばかり追いかけるけど、はこはしばらくはじっと動かず全体を観察して、しばらくすると決して素早く出はなくぽてぽてぽて...と近付いてきて私のヒモを持っている手に「ここが元でしょ?」と手を出してきたりします。いつもそんな賢いわけではありませんが(笑)全体を観察してから状況を判断しようとすることが一番多いのがはこちゃんです。そして一番勇気があるのもハコです。(笑)今のところお風呂場まで私に付いてきて風呂場に入れるのはハコだけ。冷蔵庫の上にあるリネンのかごに入れるのもハコだけ。はこしか出来ないことがいくつかあります。
Commented by JacoTen at 2010-01-31 19:31 x
仔猫達が家中の好き勝手なところに分散している様子は、保護してまもなくの寄り固まった状態に比べるとかなりの進化ですね・・・家中どこでも安心できて、外から来る人も怖くないと解ったんでしょうね。もうすっかりと箱根の山中で幾度となく迎えた不安な夜の事はすっかり忘れた事と思います、良かった良かった・・・

ハコちゃんは猫好きにとってやっぱり人気でしたか、私もファンです。

キジ娘とポーちゃんも3ヶ月齢くらいの頃から、オモチャで遊んでいるときに何故か手元に飛びかかってきてました。手の動きの方が白雄はいつまで経ってもオモチャ本体に飛びかかりくわえ込んで猫キック派のままで、脳内がシンプルな奴です。

キジ娘は人が喜ぶリアクションを学んだようで、目の高さまで駆け上がって急いでゴマになる姿は健気だし参りっぱなしです。

それにしてもお風呂場にすんなり入れるハコちゃんはたいしたもんですね・・・我が家では一匹たりとも風呂場に入れる度胸は持ち合わせてないです。シャンプー可能な猫とは出会った事がないので、シャンプー・タオルという製品には感謝してます。
by F365GT4BB | 2010-01-23 11:48 | 2009 仔ニャンズ | Comments(8)

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